2人目の出産入院中、パパや家族に上の子のお世話をお願いしなければならない期間ってありますよね。
普段一緒に育児が出来ていたり、同居している家族に頼むのであればある程度安心ですが、急にパパと2人きりで数日間お留守番をさせるのは不安!というママも多いと思います。
そこで私は1日の流れやベビーグッズの置き場、ごはんや遊びなどを指示した「上の子マニュアル」を作りパパに実践してもらったことで、退院まで乗り切ることがことができました◎
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朝起きてから寝るまでの子どものお世話はやるべきことがたっくさん!
「事前に伝えていたはずなのに、うまく伝わっていなかった!」なんてことを防ぐためにも産まれる前に作っておくといいですよ。
2人目以降の出産を控えているママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
上の子マニュアルを作ろうと思った理由

我が家の場合、上の子が2歳になりたてのタイミングで2人目の出産。
普段はパパのお仕事の都合上私がワンオペだったので、パパはオムツ替えやできたご飯を食べさせるというポイントでのお世話はできるものの、1日通してのタイムスケジュールや、生活リズム、やるべきことに関してはほぼ把握していない状況でした。
平日昼間は保育園に預けていたものの、保育園への準備物や連絡事項、朝起きてから出発まで、帰宅後の夜ごはん、お風呂、寝かしつけに関しては毎日のことなので共有しなきゃと思いつつ、1日で覚えられるものでもありません。
・出産入院中、ママがいない環境でもなるべく2人ともストレスなく過ごしてほしい
・この機会に子どものことをもっと知ってほしい
・困った時のお助けアイテムとして使ってほしい
そんな理由から「まずはタイムスケジュールを書きだして、1日その通りに実践してもらおう」と思い、産休中に作り始めました。
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実母が来た時にもマニュアルがあって役に立ったよ!
上の子マニュアルで伝えておきたい5つのこと
マニュアルはPCでもノートに手書きでもどちらでも作れますが、まずは目次を作り、項目ごとに子どものクセや共有事項をまとめていきます。
伝えておきたい5つのこと
①1日のタイムスケジュール(平日と休日バージョン)
②ごはんについて
③保育園について
④お昼寝と就寝時について
⑤遊びについて
ひとつひとつ私が作成したものを参考にしながら解説していきます。
① 1日のタイムスケジュール(平日と休日)
初めに1日の流れを把握させるためにタイムスケジュールを書き出します。
平日保育園の場合と休日の場合でオムツ替えのタイミング、お昼ごはんやおやつの有無、遊び時間なども違うので細かく書くと良いでしょう。
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時間は大体でも、おおまかな流れがわかればOK!
特にオムツ替えのペースに関しては子どもがまだ自分で教えることが出来なかったので、チェックするタイミングを事前に指定しました。
子どもの普段の様子を知らないパパには、細かすぎ?と思うほど丁寧に指示をだすことで「言われてないからやらなかった」を防げますよ。
② ごはんについて
私が共有したのが以下のような内容です。
・基本のメニュー
・好きなもの
・苦手なもの
・まだ食べさせたことのないもの
・おやつの置き場と食べさせる量
離乳食は終わっているものの、まだ食べさせていない食材もあったのでそちらも事前に伝えました。
一度に食べる量についても具体的なメニュー例を出してあげることでわかりやすくなります。
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私は主なおかずを事前に冷凍ストックしてそこから組み合わせて出してもらったよ!
③ 保育園について
保育園によって対応が変わってくるかと思いますが、最低限以下の内容は共有しておくと良いでしょう。
・毎日の持ち物、お迎え時に持って帰るもの(それぞれの置き場所)
・登園してからの流れ
・連絡帳の共有方法、内容
・保育園連絡先、担任の先生の名前
我が家の保育園の場合「コドモン」というアプリを導入していたのでその操作方法を伝えました。
また日々の連絡帳の他に、朝夜のごはん内容や排せつの有無、就寝時間と起床時間、体温などを毎朝連絡する必要があり、先ほどのタイムスケジュールにも併せて書きこむことで「どのタイミングで確認しておけばよいのか」がわかって良かったです。
④ お昼寝・就寝時について
お昼寝は基本的にお休みの日に限りますが、就寝時に気を付けるべきことなどをまとめると良いでしょう。
・歯磨きやドライヤーのタイミング
・エアコンの温度
・寝やすい体勢
・寝付かせるときのコツ
・夜泣きした時の対応方法
毎日決まった流れで寝付かせることでうまくいっていたので、手順を細かく指示しました。
ママが急にいなくなったことで夜荒れることは覚悟していたので、事前に夜泣き時のポイントを伝えていたのは良かったようです。
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産まれて初めてママがいない夜だったので、マニュアルがなきゃもっと大荒れだったみたい
⑤ 遊びについて
主にお休みの日の過ごし方について、ハマっているおもちゃや置き場所について細かく共有しました。
・ハマっている遊び、おもちゃ
・遊ぶ時のクセ、喜ぶこと
・教育テレビの時間帯
・YouTubeなど動画をテレビで見せる時の手順
・なくしがちなおもちゃ
楽しく遊べるか、機嫌をどれだけ良く過ごせるかによってその後の行動に響くと思うので、ここは特に丁寧にまとめました。
テレビ関連に関しても「普段見ていなければ知らない」ことなので、教えていてよかったです。
実際作って役に立ったこと

私の場合、出産入院中には急きょパパの他に実母も上の子のお世話をしてもらったのですが、退院後、実際に上の子マニュアルを作っておいて役に立った!と言われたのが以下のようなことでした。
・次の行動の準備ができた
・嫌いな食べ物に挑戦できた
・保育園との共有がスムーズだった
・夜泣き対応できた
・楽しく遊べた
・困ったときの対応策が事前にわかって安心だった
私自身も、なるべく「いつも通り」にできたことで子どもにストレスがかかるのを防げたかなと思いますし、何より子どものことをもっと知ってもらえたのは嬉しかったです。
作っていて楽しかったですし、何も用意しないよりは「お守り」として渡しておいたことで少しは安心して出産に挑むことができましたよ。
マニュアルの他に準備したこと
出産前に、上の子のことでマニュアル以外で以下のようなものも準備していました。
・おかずの冷凍ストック
・通院する際の準備物(かかりつけ医連絡先、保険証など)
・上の子へのプレゼント
ママがいない初めての数日間をお留守番しているご褒美にと、上の子に新しいおもちゃを買っておきました。
入院中楽しく遊んでいる動画を見て、とても微笑ましかったのを覚えています。
2人目以降の出産は上の子がいると、産休に入ってもなかなか時間がとりづらいので早めに準備しておくと良いですよ!
まとめ
2人目以降の出産入院中、普段いるはずのママがいないことはパパにとっても上の子にとっても不安なはずです。
上の子マニュアルを作っておくことで、その不安を少しは減らせたかなと思っています。
後々マニュアルは思い出としても残せて、上の子の成長を感じることも出来ますよ。
2人目以降の出産を控えているママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。